生きづらさを感じているあなたへ~障がい者・引きこもり・不登校支援~『石垣島に行ってきました』

【なかなかいいこといいます】
2泊3日で石垣島の耕せにっぽんに行ってきました。
22名の元ひきこもりくんたちが集まった耕せハウスは
『お前ら本当にひきこもりだったの?』
というぐらい賑やかでワイワイしていました。
みんな朝は早起きして朝礼やって
元気に仕事に向かいますし、
仕事にいかない組は寮の掃除をします。
夕方、みんなが帰ってきたら
全員でご飯の準備をして一緒にご飯を食べ、
片付けをしてから終礼で、
今日の反省、今日気づいたみんなのいいところを発表します。
お互いのことを注意、指摘し合うのではなく、
いいところを探して認め合う。
お互いをキレイなタオルで磨きあってるこの空間は、
珊瑚が豊富な石垣島の海を眺めてるより
何倍もキレイな空間でした。
※大雨で海が濁ってたからというのもありますが。
滞在中、何人かの面談に立ち会わせてもらいました。
こういうシステム以外に、耕せにっぽんが
どんな言葉を耕し隊の子達に伝えてるのか、
どんなことを彼らから引き出しているのか
そんなことを学ばせてもらいました。
耕せにっぽんでは『社会性』を一番最初に
彼らに伝えます。
社会性ってなんだと思う?
と彼らに聞くと、ほとんどの子が
ん?なんだ?
と首を捻ります。
プリントには、
“社会性とは、他者を喜ばせ人のお役にたつこと。”
と書いてあるのですが、
このときの耕せにっぽんの代表の
東野アゴ彦さんの伝え方が面白いなぁと思ったのでシェアします。
アゴ
『社会性って言われても難しいよな。
じゃあこれは何て読む?』
(「男性、女性」と紙に書く)
耕し
『男性と女性でしょうか。』
アゴ
『そうやな。
そしたらこの性って字を二つに分けたらどうなる?』
耕し
『コザト辺と生きるですか?』
アゴ
『そう正解。このコザト辺は心っていう字やねん。
心を持って生きる。
男の心を持って生きる人を男性って言って、
女の心を持って生きる人を女性って言うねん。
社会に出て生きてくってことは、
そこにお前の居場所を作るってことなんだ。
その居場所を作ってくれるのは回りの人で、
そのためには回りの人を喜ばせて、
回りの人のお役に立っていくって努力が
これから必要になってくるんだよ。
そういう努力ができたら回りが自然と
お前の居場所を作ってくれる。
だから社会性っていうのは、
人を喜ばせること、
人のお役に立つってことやねん。
まずは小さい社会やけど、
ここにおるの回りの人たちのお役に立って、
社会性の勉強をしていこう。』
と、伝えていました。
それまで化関わる人間が家族だけという
小さな社会で生きてきた彼らには、
これから大きな社会に出るということを考えるのに
とてもいい伝え方だなと思いました。
なかなかいいこといいますなぁ。
クロフネフアームに来てる子達も、
クロフネファームが社会に出る初めての場所
という子達もたくさんいます。
ぜひ帰って彼らにもこのことを伝えてあげようと思います。
そして、もっと大きな社会に出たときも
自分の居場所を作れる大人になってもらえるよう、
一緒にがんばっていこうと思いました。
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