生きづらさを感じているあなたへ～障がい者・引きこもり・不登校支援～『大きな大きな成果』
kurofunefarm
【広がり繋がることの成果】
去年の１１月、福岡県でクローバブリッジの
オフライン会議をやりました。
20名ぐらいの方が参加をされていた中に、
ゆきちゃんという女の子がおりまして
会議が終わった後に、
『クロフネファームで働きたいです！』
と申し出がありました。
一緒にきてたお母さんもビックリ！
今まで家から出ることもなく、
もちろん県外に働きに行くなんて選択肢もなく、
地元の就労支援施設で働いていたそうですが
この時のご縁で、それじゃあ体験で一度クロフネにおいで、
ってことで年末にクロフネファームにやってきました。
2日間だけでしたが、みんなと一緒に働いてとても楽しかったのか
福岡に帰ってすぐ『伊勢に行きたい』とご両親とも
話をしたみたいで、いろいろ段取りをして
2月の末からクロフネファームに来ることになりました～
昨日の夜、福岡で『いってらっしゃいの会』を開いてもらって
そこで決意をたっぷりみなさんにお話したようで、
クローバーブリッジの定例会にオンライン参加してもらって
今の心境をれこれ聞きました。
不安は1ｍｍぐらいのようです。
楽しみだらけだとニコニコして言ってました。
ゆきちゃん親離れして自立の第1歩だね。
いろいろ大変なこともあると思うけど
一緒にがんばってくれる仲間がいるから大丈夫。
明るい未来への希望だけカバンに詰めて伊勢に来てください。
そしていずれは全国のゆきちゃんと同じような障害のある
子たちの希望の星になろうぜ！
今回のゆきちゃんの勇気が、今度は誰かの勇気に代わります。
勇気って伝染するんだねぇ。
とりあえずこっち来たらみんなでバーベキューしよう
今回のことで一番心配されてるのはお父さんお母さんだろうと
思っていました。
そりゃ当然です。
30年一緒にいて、初めて我が子を手元から離すわけですから。
zoomで『行ってらっしゃいの会』の会場にいる
お父さんとお母さんにも訊ねてみました。
『何か心配なことはありますか？』
すると、
『何もありません。気持ちよく送り出したいと思います。』
とおっしゃいました。
心配がないわけないです。
でもお二人ともゆきちゃんのことを思って
『何も心配してないよ』
と勇気を出して言われたんだと思います。
子離れの瞬間ですねぇ。
応援は子供を強くしますが、心配は子供を弱くします。
とても似ているものですが効果が全く違います。
これは根っこに『信じている』があるかないかだと思います。
『信じてるから心配なんてしてないよ。いっておいで。』
両親のこの言葉だけで子供はいくらでもがんばれるんじゃ
ないかなと思います。
すぐそばにいなくても、信じてくれている人がいる
だけで人はがんばれます。
あ～またドラマ以上にドラマチックな
人生好転劇が始まっちゃうんだなぁ～
どこかのテレビ局がドキュメンタリーで
追っかけてくれないかしら。
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