ひきこもり・ニート・不登校の自立支援活動゛耕せにっぽん“ みんなの成長日記『はい、よろこんで!』

耕せにっぽん伊勢クロフネ校、こんにちは校長の案浦です。

 

耕せにっぽんの研修生のシュンとはじめ。

それと6月いっぱいで耕せにっぽんを卒業し、

現在はクロフネファームの社員として彼らのリーダーとなっている

ニットの活躍などをご紹介します。

 

 

全員、元は結構りっぱなひきこもり君たちでした。

 

部屋で頭から布団をかぶり、

バリケードを張って誰も近寄らせないようにしていた子。

※写真はイメージです

 

仕事に行く途中、『行きたくない!』と急に言い出し、

道端の畑に寝転んで動こうとしない子

※写真はイメージです

 

昼夜逆転の生活になり、家族以外、ほとんど誰とも口をきかず

なかなか人に心を開けなかった子

※写真はイメージです

 

そんな彼らが、耕せにっぽん伊勢クロフネ校にきてどう変わったか。

とても分かりやすい成長エピソードがつい昨日ありましたので紹介します。

 

仕事先のホテルで清掃の仕事に行っている彼ら。

朝は7時半に出て行って帰ってくるのは16時。

水曜日と木曜日が休みなので、1週間の中で火曜日は彼らにとって

とてもうれしい日なんです。

そんな火曜日の昨日、仕事が終わった帰ろうとしたときに

主任の方からこんなことを言われたそうです。

 

『明日、急遽人が足りなくなってしまって、休みをずらして出てもらえないかな?』

 

今までの彼らだったらどうでしょう。

『なんでおれが??』

『そんなの僕らには関係ないです。』

『せっかくの休みをつぶしてまで働きたくない。』

そんなふうに言ってたかもしれません。

僕は少なくとも、すぐに返事はできないだろうと思ってました。

 

ところが、、、

 

ニットの答え

『了解しました。大丈夫です。』

(他の二人はもしかしたら断るかもしれないけど、その時は一人でも行こう)

 

シュンの答え

『水曜日の仕事も覚えたいんで、むしろ行きたいです!』

 

はじめの答え

『特に断る理由もないし、行きますよ。』

 

全員が特に躊躇するわけでもなくすぐにOKしたそうです。

これってすごいことだと思いませんか?

誰とも関わり合いを持ちたがらず、

自分の存在価値を見出せずに引きこもっていた彼らが、

『僕でお役に立てることなら喜んで!』

と、即答したんだそうです。

あ~書いてて泣きそう。。。

 

毎日、朝礼から始まり、

仕事が終わったら毎日終礼をやって日々を振り返る。

そんな日々を繰り返しながら、お互いに磨きあって

僕らの予測をはるかに上回るスピードで成長しています。

彼らはすごい。

今をしっかり生きている。

一日一日をしっかり踏みしめて前に進んでいる。

僕らが指導している立場なはずなのに、

本当に彼らからたくさん学ばせてもらってます。

 

こんな彼らの成長が、現在、家で引きこもっている子たちを

元気付けてあげれたり、希望の星になってくれたら最高です。

 

これからも彼らの成長をたくさん配信します。

応援よろしくお願いします。

 

 

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