コンセプト

・身体に、地域に、環境に『やさしい』お店
・今ある『障がい』が、将来の『不安』にならないように
・活きた菌を取りいれて強い身体と心を作る

ご挨拶

クロフネファームは障がい福祉事業所として、2016年12月にオープンしました。身体に、地域に、環境に『やさしい』をコンセプトに、野菜を中心としたビュッフェレストランとして障がい者スタッフと一緒に盛り上げてきました。様々な特性を持ったスタッフ達との関わりを通じて、その子の『できる』や『やりたい』を伸ばし、社会で活き活きと活躍してもらうため、日々いろんなことに挑戦しています。
僕らは障がい福祉事業に関して、全くのド素人でスタートしました。目の前の障がい者スタッフみんなが先生で、たくさんの失敗と少しばかりの成功を繰り返しながら、一歩ずつ前に進んでいます。
コロナの影響でずっと閉めていたレストラン事業を2023年7月から再スタートしました。
普段の生活の中で障がい者の方が働く場面って、なかなか目にすることってないと思います。私たちはレストランでの接客などを通じて、働く姿が見える職場環境を作り、障がい者理解の一助となればと思っています。

以前、とあるスタッフのお母さんからお手紙を頂きました。
そこにはたくさんの感謝の言葉と共に、
『クロフネファームで活き活きと働く息子を見て、昔からずっと胸の中にあった「この子より先に死ねない」という気持ちが今はなくなりました。』
とありました。
誰の何のためにこの事業をやるのか?
私たちが行っている事業は障がい者スタッフ本人はもちろん、その親御さんのための事業でもあると強く感じました。
ひとりでも多くの障がい者の方が活き活きと働ける環境を。
そして、ひとりでも多くの親御さんの将来の不安を取り除ける日のために。
全国各地にこの事業を広げるために、これからもたくさんのことに挑戦していこうと思います。