『耕せにっぽん』という、ひきこもりやニートの子たちの研修施設で、寮母さんとして長年彼らの食事のお世話をしていたマリさんが、料理を作るときいつも彼らに言っていた言葉です。
添加物など一切入っていない材料を使い愛情をたっぷりこめて、マリさんは全て一から手作りで料理を出します。
『お昼ご飯はうどんだよ。』
と言うと、麺からこねて料理を出します。
毎日外でたっぷり働いて、マリさんの愛が詰まった料理をお腹いっぱい食べていると、細かった彼らの体はどんどん大きくきれいになっていきます。
重度身体障害者であるマリさんが一生懸命料理を作っていると、研修生の子たちは自然と彼女を手伝うようになります。