生きづらさを感じているあなたへ~障がい者・引きこもり・不登校支援~『みんな違ってみんないい』

【楽しさ?正しさ?】
※長くなります
『足るを知る』
というタイトルで久々の講義をさせてもらいました。
ジョハリの窓の考え方で『未知の窓』っていうのがあります。
自分も知らない、他人も知らない部分があるよ
というもので、
それをどうやって知るの?
ということがずっと疑問だったんですが
未知の部分は、『個性心理学』と『発達障害』の学習で
ある程度分かるんじゃないかと思います。
そんな内容の『足るを知る』講義をやらせていただきました。
個性心理学については知ってる方も多いと思いますが、
生年月日で本質的に持ってるもの(#それを運命と呼ぶのだろうか)を知る。
そして発達障害については、
『全員何かしらの発達障害。
その色が濃いか薄いかだけの話。』
という内容でお話しさせていただきました。
へえ~ ほう~ ふ~ん
というみなさんの反応がとても気持ちよかったです。
みなさんの隠れた部分が少しは見えたかなと思います。
≪個性心理学について≫
※長くなるので詳しく知りたい方は個別に連絡ください。
≪発達障害について≫
子供時代、人は『多動』か『自閉』に分かれます。
〇落ち着きのない子、忘れ物を良くする子
 ⇒ 多動
〇人見知りする子、一人遊びが得意な子
 ⇒ 自閉
それが大人になるにつれて、
ここでは騒いじゃいけないんだなと学習出来たら
『多動(ADHD)ですね』
とは言われませんし、
がんばって人の目を見て話ができるように努力できたら
『自閉(ASD)ですね』
とは言われなくなります。
今、発達障害と診断された子たちは、
この成長ができなかった子たちです。
しかし、発達障害と診断されなかった人たちの中にも
発達障害の気(多動気味 or 自閉気味)は必ず残ってます。
ちなみに僕は人前に立つと顔が赤くなる(赤面症)自閉の気質と、
思い立ったことはすぐにでもやらないと気が済まない多動の気質をしっかり持ってます。
自閉の人(気質)は『正しさ』を求めます。
自分の中にマイルールを作ります。
自閉症の子たちはこのマイルールを簡単に崩せないため、
周りとのコミュニケーションがとても苦手です。
世の中(会社or団体)には必ずルールがあります。
そのルールにマイルールを変更できないから、
そこに所属することが難しくなります。
多動の人(気質)は『楽しさ』を求めます。
正しくなかろうが、非効率だろうが、お金がかかろうが、
楽しそう!と思ったら行動します。
多動症の子たちはルールを守らせようと思っても
分かっちゃいるけど体が動いてしょうがないんだぜ、
となるのでよく怒られます。
そして、なんでおれはこんなこともできないんだろう、
と落ち込み、答えが分からず鬱になる人も多いです。
それもそのはず、理由がないんですから。
あなたが発達障害と診断されていなくても、
あなたの中にはこの気質が両方薄かったり濃かったりで
必ず存在します。
だから、人とよくケンカになります。
だから、人ととても仲良くなります。
理由なき『正しさ』や『楽しさ』を共有できたとき
その人との距離は縮まりますし、
何度、話してもそれが共有できないとき、
ケンカしたり戦争したりします。
『みんな違って、みんないい。』
ということを聞いたことがありますが、
今回のようなことを考えててようやく腑に落ちました。
人は生きていくうえでいろんな組織に属します。
家族、学校、会社、地域、国、などなど。
そして、その組織に属していくためには
守っていかなくてはいけないルールがあります。
ルールを守らないと追い出されてしまいます。
でも、その組織をよりいいものにしていくためには、
ルールを増やしても改善してもよくなりません。
ASD、ADHDがそれぞれみなさんの中にあるので、
『正しさ』と『楽しさ』全く違うからです。
では何によって組織はよくなっていくのか。
それはきっと『意識』です。
意識改善こそが組織が取り組むべき課題です。
『意識改善のためにルール改善をやってるんだ』
という声も聞こえてきそうですが、
意識を変えるためにはルールでは無理です。
なぜかというと意識を変えるために共有すべきは
思いの共有で、ルールの共有ではありません。
『こんなことをやっていきたい!こんな会社にしたい!』
そのことがしっかり相手に伝われば意識は上がっていきます。
そして思いを共有する一番の方法は会話だと思います。
だから、よりいいものを作るためには、
自分の思いをはっきり相手に伝えるべきなんです。
相手がどう思うかはその次です。
遠慮してるとあなたのその思いは永遠に伝わらない。
もったいない!
せっかくいいもの持ってるのに。
世界から貧困をなくそう!
みたいな大きなことや、カッコいいことでなくても
いいと思います。
ぜひあなたが大事にしたい人や、
大切にしたい組織があったとしたら
思いをしっかりぶつけてみましょう。
というような講義をしてきました。
僕はこの話をぜひ学校の先生にさせてもらいたいと思ってます。
学校には生きづらさを感じてる子供たちが増えてます。
ぜひ先生の口から自信をもっていってほしいと思ってます。
『みんな違って、みんないい。』
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