生きづらさを感じているあなたへ~障がい者・引きこもり・不登校支援~『信じぬく心』
【『疑う』の反対は『信じる』で合ってますか?】
我が寮の最年長、しずかちゃんが
また会社に来れないループに入ってしまいました。
僕が迎えに行くとしぶしぶ来るんですが、
最近は僕が迎えに行けないことが多くて、
そんなときは寮生に一緒に来てくれるように頼むんですが、
出かける時間に合わせてお風呂に入ったり、
『今日は行かない』と言って部屋に鍵をかけたり、
そんなこんなで10日間ほどこれなくなってます。
一度、ちょっときつめに叱り飛ばしました。
『周りのやさしさを考えなさい!』
『自分の未来に自分が一番期待しないと!!』
そのときは分かってる感じな雰囲気なんですが、
次の日になると元に戻ってしまいます。
どうしたもんかなと思ってるときに、
『疑ってる』or『信じてる』
について考えさせられることがいくつか続いて、
自分はしずかのことを疑ってるのか信じてるのか
改めて考えてみました。
会社に来るという第1歩がしずかの明るい未来を作るんだよ
↓
そのことは分かってくれた(っぽい)
↓
でもまた会社にこれなくなる
↓
やっぱりあいつは分かってなかったんじゃないか
あ、信じてるつもりで疑ってたのか。
ちょっとした彼の行動ひとつで、
その気がない、やる気がない、甘えている
と決めつけてしまって、
『きっとあいつなりに考えて悩んでどうしようもなくなってる。
今は信じて待とう。』
ということができていませんでした。
信じるって難しいです。
『信じてたのに裏切られた~』
ということもよく耳にしますが、
『信じてる』は意外と簡単にひっくり返って『疑う』になります。
疑われたら多くの人はやる気をなくします。
ひきこもりと言われる子たちは特になくします。
それがお父さんお母さんに疑われてる、と感じてしまうと
なおさらです。
信じてる人から裏切られた。
信じてほしい人から疑われた。
これを『ま、いいか』で済ますには相当の経験と
図太い根性とエネルギーがいると思います。
5回6回、、、いや、10回でも失敗したり行動に移せなくても
信じることを続けてあげることってやっぱり大事です。
そのことができていませんでした。
でもその疑いの根っこにあるのは『心配』です。
心配だからこそあーだこーだ言ってしまう。
心配だからこそ先回りして転びそうなものは
予め取っ払ってしまう。
あなたのためを思って言ってるのよ、と言ってしまう。
でもそれを言われた方は『…信じてもらえてないんだ』
と思ってしまいます。
現在、おうちに引きこもっているお子さんがいらっしゃるときは
『信じる』ではなく『信じぬく』というところまで
やってあげてください。
引きこもろうが、それが1年たとうが5年たとうが、
『私は信じると決めたから』
と、とことん信じる姿勢を見せてあげてください。
きっとその愛は伝わったとき変わっていくと思います。
でもこれってなかなかに難しい。
親子だと特に難しい。
長い付き合いがあるからこそ、
その子のことを分かっているからこそ、
とても難しいと思います。
そんなときはぜひ一人で悩まず、
家族だけでなんとかしなくちゃと思わず、
ポーンと他人に任せるのもありだと思います。
僕はそれを責任放棄だとは思いません。
親子は離れる時期はしっかり離れた方がいいです。
お父さんお母さんにとっても、本人にとっても。
家族だからできることもありますが、
家族じゃないからできることもあります。
お父さんお母さんに代わって、
僕らが信じぬくことをやりぬきます。
『疑う』の反対は『信じる』ではありません。
『信じぬく』ですね。
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引きこもり・ニート・不登校の自立支援プロジェクト
『耕せにっぽん!!』
また、パンフレットもリニューアルいたしましたので
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郵送にて送らせて頂きます。
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