生きづらさを感じているあなたへ~障がい者・引きこもり・不登校支援~『仲間探し』
【僕は仲間を探す旅に出る】
僕は昔から友達を作ることが下手でした。
小さい頃は同級生とよりも
年下の子たちと一緒に遊んでいました。
同級生とは、どう接していいか、
どの距離で関わったらいいのか分かりませんでした。
そんな僕を思ってなのか、
優しいお父さんとお母さんはとても心配をしてくれて
僕のことをいつも気遣ってくれました。
失敗しないように、転ばないように、
いつもいろんなことを教えて先回りしてくれました。
だから僕はあまり傷つかずに過ごすことができました。
中学高校と卒業し、生まれ育った岐阜県を後にして
僕は長崎にある大学に進学しました。
初めての一人暮らし。
初めての県外での生活。
期待と不安に入り混じった船出でしたが、
そこでもなかなか友達はできませんでした。
僕はいまだに友達の作り方がよくわかりません。
大学2年生になるころ、僕は大学に行けなくなりました。
実家のある岐阜県に帰り部屋に閉じこもるようになりました。
そこで、なぜだ、なぜだ、と考えるようになりました。
なんで僕だけうまく人と接せれないんだろう。
なんで僕だけみんなに自分をさらけ出せないんだろう。
そしていつしか、
こんな風になってしまったのは親のせいだ。
と思うようになりました。
お父さんもお母さんも優しいから全部用意してくれます。
僕が転ばないように、ケガをしないように。
僕もそれにずっと甘えてましたが、
いつしかそれがとても窮屈だと思うようになりました。
もう心配しないでくれ!
お前には無理だと言わないでくれ!
これ以上おれに関わらないでくれ!
友達ができないのはお父さんのせい。
やりたいことを我慢してるのはお母さんのせい。
だってきっと『本当はこれがやってみたい』といっても、
『それはお前には無理だろう。こっちの方がいいと思うぞ。』
って、やさしい言葉で否定されてしまうだろうから。
自分の中の『やってみたい』にはずっと蓋をして生きてきました。
これからも蓋をして生きていくのかな。
そう思っていました。
昨日、お父さんに連れられて伊勢に行きました。
初めは、どうせまたおれをなんとかしようとしてるんだろ、
もうその手には乗らないよ、
そんな風に思ってました。
伊勢で、あるお兄さんたちとの出会いがありました。
そのお兄さんたちは半年前までは僕と同じように引きこもってて
人と接することなんて考えられなかったと言ってました。
僕と同じなのに。
同じ思いをしてきたのに。
なんでこの人たちはこんなに笑っているんだろうと
不思議でした。
岐阜に戻ってきて次の日、
僕はもう一度、伊勢に行く決心をしました。
『友達の作り方は分からんけど、仲間の作り方は教えるよ。』
そう言ってもらえたことを信じて、
これから7か月、伊勢でがんばってみようと思います。
(2日間、彼と話す中で聞いての解釈なので、多少ずれがあるかもしれません)
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今日、20歳の男の子が耕せにっぽん伊勢クロフネ校に
やってきました。
『この7か月で何を手に入れたい?』
と聞くと、
『仲間が欲しいです。』
と言ったので、名前は『ルフィ』にしました。
ルフィはこれから仲間を手に入れて
ドンドン自分で階段を上っていくでしょう。
転びながら、ケガもしながら、
でも自分の力で転ばない走り方を学んだり、
ケガしない方法を考え出したりしながら
大きく成長してくれることを望みます。
僕らは階段を用意します。
でも決して上から引っ張り上げることはせず、
彼らの一段下で、
落っこちそうになったら支えたり、
もう無理だ、、、座り込んでたら相談に乗ったりしながら
自力で階段を上る力をつける手伝いをしようと思います。
今日の岐阜からの帰りの車の中で、
『おれがみんなに、耕せを卒業するときに
手に入れてほしいと思ってるものなんだと思う?』
と聞くと、
『自信ですか?』
と、0.2秒で答えられてしまいちょっと悔しかったですが、
その通り自信です。
自信は自分で登らないと身に付きません。
人から登らされたり、手を引っ張ってもらったことでは
自信はなかなか身につかないと思います。
そして仲間ができると一番大きな自信と
安心が手に入ります。
仲間とは、
一緒に苦労を乗り越えたり、
ケンカもしながらお互いの思いをぶつけあってから
出来上がる関係だと思ってます。
さあ、ルフィ、準備はいいか!
今日から仲間探しの旅へ出航だ!!
※シェア拡散大歓迎です。
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引きこもり・ニート・不登校の自立支援プロジェクト
『耕せにっぽん!!』
また、パンフレットもリニューアルいたしましたので
必要な方はご連絡ください。
郵送にて送らせて頂きます。
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