生きづらさを感じているあなたへ~障がい者・引きこもり・不登校支援~『怒られた時の対処法』
【感情の引き算】
今日、仕事でちょっとしたミスをして、
研修生の子が料理長に怒られていました。
『はい、申し訳ありません。自分のミスです。
以後、気をつけます。』
と、その子は素直に謝りました。
すると料理長は許してあげるどころか
さらに彼のことを怒ったそうです。
(誤解のないように言うと、料理長はあえて怒りました。)
『こんなときの正しい謝り方を教えてください。』
今日の終礼でこんな質問が出ました。
『怒られたときには素直に謝る』
これ自体には全く問題ありません。
口答えしたり言い訳したり人のせいにするより全然いいです。
でも状況によっては
『ただ謝る』
というのは、余計に相手を怒らせてしまうこともあります。
ミスをしてしまうのは大きく分けて2通りあります。
①ボーっとしていた、調子に乗っていた、などなど、
気の緩みから起きてしまうミス。
こんなときは平謝りでいいと思います。
余計なことを言うより、
『申し訳ありませんでしたm(_ _)m!!』
が、まず口から出た方がいいです。
②『よかれ』と思ってやったけど起きてしまったミス。
このときはきちんと説明した方がいいです。
料理長は『な・ん・で?』を聞きたかったのであって
ミスを攻めたかったわけではありません。
ただ怒られてしまうと、とりあえず相手の感情を
なだめようという気持ちが働きます。
そこで『ただ謝って』しまいます。
『なぜ?』が聞けないとしっかりと指導もできません。
だから余計に注意されてしまいます。
注意する、指導する、教育する
そんなとき『内容』と一緒に『感情』が飛んできます。
怒られるというやつです。
素直な子であればあるほど『内容』と一緒に『感情』を
しっかりキャッチしてしまいます。
そして終わった後にはぶつけられた『感情』しか残らず、
萎縮したり、自分を責めたりして、
もう嫌だ、仕事にいきたくない…
となります。
ちょっとハードルは高いかもと思いましたが、
『怒られたときは感情の引き算をしてみよう。』
という話をしました。
『なんであれほど教えたのに同じミスをするんだ(怒)!
メモを取れとあれほど言っただろう(大怒)!!』
これから感情を引いたらどうなるか。
嵐の相葉くんがが言ったと想像してください。
『なぜ前に教えたことを君が忘れてしまったのか
僕は知りたいから教えてくれないかい?
メモを取ることをきちんと習慣にできたらいいかもね。』
もしくはロボットに変換してください。
『ナゼアナタハ同ジミスヲ2回ヤリマシタカ?
音声入力シテクダサイ。
…ピーピーピー カシャカシャカシャカシャ
メモヲ取ルコトオススメ。』
感情を引くと内容が残ります。
ミスをしたことは悪いことではない。
以後に同じミスをしないことが大事です。
だから心のネットはある程度、網目をラフにして
感情はすり抜けさせて内容をキャッチできるように
できるとミスは全部肥やしになります。
そして、これは指導する側の方が気をつけなければいけない
大事なことだと思います。
指導、教育、注意をしたいんであれば
感情をのせるべきではありません。
イラッとしてワーッ!と言ってしまう気持ちも分かりますが
感情をのせた時の指導はおそらくうまく伝わりません。
伝わったとしたら受け取った側が優れています。
深呼吸して心を落ち着かせた後に、
なぜ?をちゃんと聞き、その子が同じミスをしないように
しっかりと説明をした方がいいと思います。
逆に言うと、否定をしたいんであればちゃんと
感情をのせるべきです。
人を傷つける発言などをあえて言った子がいたとしたら、
しっかりと自分の怒りや悲しみの感情をのせて、
その行為を全否定してあげるべきだと思います。
感情を無くしたら人間じゃない、とも言われますが
感情をコントロールできなくなったら動物だと思います。
しっかりと自分の感情をコントロールしたり、
相手の感情をうまく受け流せるようになると
とても生きやすくなるんだと思います。
みたいなことを考えてたらふと思い浮かんだ方。
あの歌にはそんな意味が込められていたんでしょうか。
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