生きづらさを感じているあなたへ~障がい者・引きこもり・不登校支援~『星に語りてを見て語ってみた』
【『星に語りて』を見たので語ってみようと思います】
昨日、クロフネファームで映画の上映会をやりました。
『星に語りて』
東日本大震災が起こった時に、
被災地で起きた問題をテーマにした映画です。
これねぇ、なんとか日本国民全員に見てほしい
映画だと思いました。
どんな内容かはネタバレになるといけないので、
詳しくは書けませんが、
被災地での個人情報保護法の弊害や、
被災地での障害者支援の難しさなど、
難しい問題を知ることもできる映画なんですが、
そんな小難しいことを『知る』ためではない、
とても大切な『知る』ことを知れる映画でした。
ちょっと映画の一部をご紹介。
被災地では全国各地から支援物資が届き、
多くの方がその物資をもらうために列を作っていました。
そこに発達障がいのある男の子が近付いてきて、
お米とお水をサッと取っていきました。
物資を配っていた職員の方は、
『コラー!ドロボー―!!』
と叫びます。
その子はそのお米とお水を持って山道を走りだします。
そして一軒の家に辿り着きました。
その家には避難所に行けないおばあちゃんが一人でいて、
その家の玄関にお米とお水を置いてその子は叫びます。
『救援物資です!救援物資です!!』
その子は普段から街中を走り回っていたので、
そのおばあちゃんが避難所に来れず、
一人で家にいることを知っていました。
そしてそのおばあちゃんが食べるものに困っているだろうと
山道を走ってお米と水を届けたのです。
そのことをおばあちゃんから聞いた職員さんは
『疑ってゴメンな。』
と言って、それから一緒に支援の仕事をします。
『あそこにこんなおばあちゃんがいます。
ここに取に来ることができないので届けてきますね。』
これが言えれば、ドロボー!と言われることもなく、
言った方も『疑って悪かったな』と思うこともありません。
でもそのコミュニケーションが取れないのです。
その発達障害の子に対する支援は『知る』ことだけです。
その子の障がいを知っていると疑うこともなかったと思います。
障がい者の方は支援してもらうばかりでしょうか?
僕はそうは思いません。
もちろん体が不自由な方もいますし、
具体的に手助けが必要な方もたくさんいます。
でもその方を『知る』だけで解決すること、
起きない問題もたくさんあります。
『知る』ことの大切さを知れた映画でした。
そのことを知ってほしいのでこの映画を見てほしいと思います。
クロフネファームではお客様とスタッフとの距離を
縮める仕掛けをいろいろ考えています。
お客様に渡す店内の説明書にはその案内した子の
それぞれの名刺になるように作ったり、
テーブルにホールスタッフの子たちの簡単な
プロフィール表を置いたり。
まずは知ってほしいのです。
知ると何ら難しいことはありません。
そして知るとやさしくなれます。
『知る』ってとても大切。
そして簡単に距離も縮まります。
そんな仕事をしていないから、
そんな人が周りにいないから、
ではなく、
あ、たったそれだけのことなんだ。
と知っていただくために、この映画を見たり、
クロフネファームに関わったりしてほしいと思います。
終了後に松本監督とみんなでパチリ!
松本監督ありがとうございました。
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